大学における文化芸術推進事業

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事業に採択された大学一覧

2019年度大学における文化芸術推進事業 協力者会議委員一覧
  大学名 事業名 事業概要 内示額
(千円)
1 公立大学法人 秋田公立美術大学 「AKIBI複合芸術プラクティス 旅する地域考」によるアートマネジメント人材育成事業 【概要】「複合芸術研究」の実践として,県内外の表現者・仲介者・地域協力者からなる混成チームを組織し,特派員のように地域の現場及び地域資源にアクセスし,流動的に発生するマネジメント育成を目指す。また国際ファシリテーターを招へいし,チームメンバーとともにファシリテーターとの対話,地域の複合的研究,その成果報告ないし企画化までのプロセスを主体的に進める。
【対象】文化活動を実施している者(ファシリテーターの育成)
20,000
2 国立大学法人 大阪大学 徴しの上を鳥が飛ぶ-文学研究科におけるアート・プラクシス人材育成プログラム 【概要】大学近隣,あるいはアジアやヨーロッパなどの地域社会において,アイデン ティティのあり方が問われている現在,多様な生を実現していくためのアート・プラクシス能力(アートを展開する場の特性に応じて,臨機応変に対応していく能力)を発揮できる人材の育成を行う。1年を3期に分け「基礎レクチャー」「インターウィーブ」「アーティスト・イン・レジデンス」を段階的に実施する。
【対象】劇場・音楽堂等の文化芸術関連機関で働いている者,文化芸術を通じて地域社会に貢献したいと考えている者(主に社会人)
18,000
3 沖縄県立芸術大学 今を生きる人々と育む地域芸能の未来
――「保存」から「持続可能性」への転換を志向する場の形成と人材育成――
【概要】伝統芸能や民俗芸能といった従来の区分にとらわれず,地域の人々が今「芸 能」と認識して実践しているものを「地域芸能」と捉え直し,地域芸能の活性化に取り組む人々のための学びの場の提供と人的交流を促進するプログラムを構築する。南城 市,那覇市,読谷村,北中城村,伊江村の5つの地域において,フォーラム,レクチャー,フィールドワーク,アーティスト・イン・レジデンスのプログラムを行う。
【対象】地域芸能の振興,継承,上演,教育等に携わる者,地域社会に根ざした音楽活動を志向するアーティスト
15,000
4 学校法人中村産業学園九州産業大学 「博物館と医療・福祉のよりよい関係づくり」の構築に向けた博物館マネジ メント人材育成事業 【概要】博物館において高齢者の居場所と出番を創出していくため,芸術療法・音楽療法・園芸療法・アニマルセラピー・回想法等を取り入れた博物館と医療・福祉の連携を図る研修等により,これらを担う人材を育成し,地域包括ケアシステムの新たな拠点「博物館健康ステーション」の構築を目指す。(鹿児島市立美術館,大牟田市動物園, 沖縄市立郷土博物館等での育成研修会の実施等)
【対象】現職学芸員,学芸員有資格者(休眠学芸員),医療・福祉関係者等
14,000
5 国立大学法人 九州大学 社会包摂に資する共創的芸術活動のデザインと人材育成プログラムの構築 【概要】障害者等の社会的マイノリティとの活動や,自然災害の被災者との活動に注目し,社会包摂に資する共創的芸術活動のプロジェクト・デザインのモデル化を試みる。社会包摂を意識した芸術活動に必要な評価に関する調査研究を実施し,ガイドブックを作成する。また,セクシュアリティ,外国人,高齢者等に関する芸術活動を紹介する公開講座を実施する。
【対象】文化芸術,地域づくりや福祉分野で活躍する者(行政職員,NPO職員)
20,000
6 国立大学法人 京都工芸繊維大学 産学官連携を基盤とした文産官人材育成プラットホームの形成
―アート・デザインを活用した価値創造人材育成プログラムの展開―
【概要】本学の有するアート・デザインを基盤とする大学間ネットワークに企業,自治体を加えて人材育成プラットフォームを形成し,あらたな発想をもってコンテンツを創造できる人材を育成し,またその人材が活躍できる場を創出する。株式会社東洋アルミニウムと連携し,あらたな製品もしくは材料の活用法を企画し,最後に展覧会・講評会を開催する。
【対象】芸術系大学の学生,既卒者(芸術系大学の若手教員含む)
7,800
7 公立大学法人 京都市立芸術大学 「聞こえないを聴く,見えないを視る〜未知を開くファシリテーター育成事業」CASE-1:霧の街のアーカイブ 【概要】芸術固有の思考と創造性を保持深化させつつ,社会や他領域の問題を可視化し新たな領域を開くことを目的とし,芸術の実践としてのプロジェクト,思考の深化としての公開講座,視点の交換としてのセミナー,技術の交流としてのワークショップ,社会的還元としての記録と発信の5つの活動を体系的に行う。
【対象】学生,社会と関わるアートに意欲をもつアーティスト,学芸員,創造性を活用した教育を目指す教員など
16,000
8 学校法人 京都精華大学 LGBTQをはじめとするマイノリティの社会包摂を視野に入れたアートマネジメント・プロフェッショナルの育成事業 【概要】本事業ではLGBTQをはじめとするマイノリティの社会包摂を視野に入れたアートマネジメントを担うプロフェッショナルの育成を行う。昨年度に引き続き実施する【レクチャーシリーズ】では,人権に関する基礎知識を学び,その知識群をアートの現場で活用する術について検討する。【プロジェクト実践プログラム・対話編(ゼミ)】は, 各回のレクチャーシリーズに接続するかたちで実施され,マイノリティの社会包摂を視野に入れたアートマネジメントの実際をゼミ形式の対話を通して学ぶ。
【対象】アートプロジェクトの運営に関わる実務者等(博物館学芸員,メディア等の編集者,大学教員,行政文化担当者等)
20,000
9 国立大学法人 佐賀大学 芸術を通した地域創生人材の育成
~佐賀の地域資源をめぐるアートカフェとネットワークづくり(SMAART= 佐賀モバイル・アカデミー・オブ・アー ト)
【概要】地域内(佐賀,九州北部地域)において,地域資源を活かしながらアートを通じた地方創生を担う人材を育成し,地域内に文化クラスターを構築する。地域資源の再発見及びアートマネジメントに関する講座の実施,大学美術館を拠点としたレジデンス事業のマネジメント実践及び展示会の実施。受講者の自主運営による持続的な文化芸術情報発信ポータルサイトの構築・運営。
【対象】地方自治体,民間企業・NPO等の文化芸術関係職員,アートマネジメント及び地域資源の活用に関心のある地域住民・学生等
15,000
10 学校法人 四国学院 四国学院大学 地域の課題に向き合う社会包摂型劇場を創り,運営していくためのアートマネジメント人材育成プログラム
—大学と連携する丸亀市の新市民会館「(仮)みんなの劇場」開館準備プロジェクト2019—
【概要】丸亀市に新たに開館する市民会館に合わせ,医療,福祉,教育などの地域課題に向き合う社会包摂型劇場を開館・運営していくための人材育成プログラムを開発す る。プログラムは,地域の課題を見つけ解決を探る「課題リサーチ・プロジェクト」, アートへの理解を深め,アートを介し自己承認要求を満たすきっかけとなる「アウト リーチ・プロジェクト」,実演家を育てる「シアター・プロジェクト」,公演等の社会的価値を可視化し説明責任を果たす能力を育てる「評価・プロジェクト」の4つのプログラムで構成する。
【対象】文化行政職員,舞台芸術活動でリーダーシップを発揮できる人材等
7,100
11 学校法人東成学園 昭和音楽大学 アートマネジメント人材育成事業「実演舞台芸術プロデューサー養成講座」 【概要】時代のニーズを的確によみ,舞台を通じて創造的な発信を行うために,上演に関わる各部門に特有の情報や力を統合し,公演全体を方向付け,上演団体の運営を成り立たせる総合的なプロデューサーの育成を目指す。本学が実施する国際共同制作による本格的実演舞台芸術の機会を通じて,講座及び研修,ワークショップを実施する。
【対象】劇場,音楽堂等の芸術文化担当者,アートマネジメント専攻の卒業生,プロデューサーを志望する人
28,000
12 国立大学法人 政策研究大学院大学 課題解決型のシアターマネジメントに向けた次世代リーダー育成のためのプログラムの開発 【概要】「社会の芸術ニーズを汲み上げて劇場活動に結び付け,その効果を社会に説明できる能力」を持つ次世代リーダーを育成するとともに,大学と劇場及び研修生の協働作業により,より実践的で効果的な人材育成プログラムを開発してきた。本年度は,これまでの成果である「マネジメント分析と方法論」等の特別講座,各劇場等の改善のための提案を各事例にまとめるケーススタディ等をオープンアクセス化する。あわせて, ワークショップ及び国際シンポジウムを実施する。
【対象】地域において主導的な役割を担う効率の劇場・音楽堂の舞台制作企画経験を積んだミッドキャリア現職者
18,000
13 学校法人 相愛学園 相愛大学 伝統芸能コーディネーター育成プログラムの開発と実践 【概要】伝統芸能に着目し,課題の客観的把握,継承すべき技能や施設等の整理,発展的課題解決方法の企画・立案を可能にする連続講座を開催する。本年度は「雅楽」をモデルケースとし,「伝統芸能魅力検証プロジェクト」や「モデル公演(特別演奏会)」「アウトリーチ活動」の企画などを通して「伝統芸能コーディネーター育成プログラム」を開発,実践し,これを広く周知する。
【対象】伝統芸能に携わる人材及び劇場・音楽堂等に従事する現職者等
15,000
14 学校法人 東京音楽大学 日本とアジアの伝統音楽・芸能のためのアートマネジメント人材育成
~「伝統×伝統」,「伝統×現代」,「伝統×地域」のクロスオーバーによる新たな価値の創出を目指して~
【概要】日本をはじめとするアジアの伝統的な音楽と芸能について,「クロスオーバーによる活用」を主たるテーマに,本年度は「伝統×伝統」として伝統的な楽器,演目や実演技法等を活かしながら,社会の変容や本来的な演奏の場から離れた公演形態のあり方を検討し,アートマネジメント講座,アウトリーチ実践セミナー,公演制作を通し て,総合的に企画・運営できる人材の育成を目指す。
【対象】自治体等の担当者(芸術文化,国際交流,地域振興等),文化施設関係者,伝統芸能関係者,学校関係者,演奏・アートマネジメントに従事している者
19,000
15 国立大学法人 東京藝術大学
(大学院国際芸術創造研究科)
2020の先にある新たな文化政策を実現するための広域連携について思考 し実践する人材育成講座
Meeting アラスミ!
【概要】地域の文化芸術を推進するプラットフォームの形成に着目し,先進的な事例に取り組む自治体と協力して学びと実践の場を提供する。アートプロジェクト的手法を用いたプラットフォーム形成に取り組んでいる台東区,墨田区,足立区の文化政策担当者と学生を中心に,勉強会,ワークショップ,新しい文化政策の実践について,深く考えるシンポジウム等を実施する。
【対象】広域や他分野連携に関心のある行政職員やアートマネージャー,アーティスト,演奏家,市民等
10,500
16 国立大学法人 東京藝術大学
(大学院映像研究科)
メディアプロジェクトを構想する映像ドキュメンタリスト育成事業 【概要】芸術の社会的な役割が問われているなかで同時代芸術として新たな問いを発見し,「ポストドキュメンタリー」を手掛かりに映像表現やパフォーミングアーツとして「メディアプロジェクト」を構想する映像ドキュメンタリストを育成する。2年目は環太平洋地域における都市や社会でのフィールドサーヴェイやリサーチをより実践的に取り組み,ワークショップ開発,メディア実践を強化し,展覧会や上映会を通じて国内外のプラットフォーム形成を目指した企画を開講する(geidaiRAM2: Research for Arts and Media-project)。
【対象】同時代芸術における表現行為を実践的に問い直そうとするアーティスト,演出家,研究者,エンジニア,プロデューサー,編集者,プロジェクトマネージャーなど
23,000
17 国立大学法人 東京大学 社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業(AMSEA) 【概要】芸術と社会を架橋する「社会を指向するアート」目指し,持続可能な社会関系資本の蓄積に寄与するようなアートマネージャー・インタープリターの育成をする。また,本事業の成果を可視化し,地域社会と共有を図るためAMSEA芸術祭を実施する。
【対象】美術館等でアートマネジメントを行っている者,アートマネジメントを意識した活動をしているアーティスト,アート関連職を目指す学生等
24,000
18 学校法人 東北芸術工科大学 街とアートのマルチプレイ〜地方都市におけるアートインストーラー育成プログラム 【概要】山形市中心市街地を対象地に,都市の空洞化や人口流出などの地域課題の解決につながる,クリエイティブなアイデアやアクションを企画・実行できる人材「アートインストーラー」の育成を目指す。現代美術に馴染みのない地域住民との親和性に配慮し,建築・本・ファッションの3つのカテゴリーでチームを編成し,事例研究,フィールドワーク,作品制作,成果発表(展覧会形式)のステップでおこなう。
【対象】山形県を拠点に活動するクリエイター,編集者,デザイナー等,地域振興に関わる行政職員,NPO職員等,空き物件の利活用や地域ブランディングに興味のある関係者等
11,000
19 国立大学法人 鳥取大学 地域資源を顕在化させるアートマネジ メント人材育成事業 【概要】理論的学習と現場での学習を通じて,ヒト・スペース・歴史的遺産(過去の前衛芸術グループ等)の地域資源を顕在化させる人材育成カリキュラム開発を目指す。地域の文化資源を丁寧に掘り起こすための視点とスキル習得や,ミニコンサート等のアウトリーチ事業を企画運営できるプログラムを実践的に行う。
【対象】文化芸術を活用したまちづくりに関心のある文化活動者,文化施設職員,NP Oスタッフ,行政職員及び学生
16,000
20 公立大学法人 名古屋市立大学 未来につなぐヘルスケア・アートマネジメント人材育成事業
-医療福祉施設の環境向上を支援する名古屋モデルの全国発信を目指して-
【概要】社会的包摂の観点から,医療福祉施設等におけるアートの必要性・有用性の啓発を行うと同時に,ヘルスケアの現場において総合的・体系的なアートマネジメントのできる人材の育成を目指し,アートマネジメント組織の構築に向けた基盤づくりを行 う。パッケージ型アートワークの考案と導入システム構築のための実践ワークショップ等を行う。
【対象】医療福祉施設のアートコーディネーター,企画広報担当の職員,医療現場の看護師,理学療法士美術館・博物館の学芸員,NPO職員,アート関連の市民ボランティア,芸術系大学の学生
7,600
21 公立大学法人 福岡女子大学 障がいの有無に関わらない多様性を認める社会実現に向けた文化芸術が果たす役割を推進するアートマネジメント人材育成事業 【概要】障がい者当事者,支援者,市民をつなぐ実践的アートマネジメント講座及び関連事業を実施し,障がいの有無に関わらない,多様性を認める社会の実現に向け,文化芸術が果たしうる役割を推進するアートマネジメント人材の養成を目指す。
【対象】地域におけるアートマネジメントに関わる者,文化福祉施設従事者,アートマネジメントを行っている者が経験を積み上げて,さらなる発展した段階に進みたいと 思っている者
10,900
22 国立大学法人 北海道教育大学 芸術教育プログラムを活用した地域と芸術をつなぐアートマネジメント人材育成事業
~万字線プロジェクト~
【概要】過疎化・高齢化が進む北海道空知管内において,「芸術による地域活性化及び環境づくり」について,実践的な課題解決に取り組める人材の育成を図る。地域文化資源の発掘・発信・活用に関して,廃線となった鉄道路線「万字線」を活用し,企画立 案,イベントの実施,プロモーションまで一貫して体験するアートマネジメント人材育成プログラムを行う。
【対象】地方公共団体・民間企業の広報・企画担当実務者,アートマネジメント・イベントマネジメントを志す者
6,500
23 国立大学法人 北海道大学 ミュージアム学芸員の企画展制作< 立案・運営・評価>スキル養成深化プログラム 【概要】事業を通しミュージアムに勤務する学芸員の知見を広め,ミュージアムの展示の質の向上,経営の改善を提言できる人材を育成し,地域の文化発信力の底上げを目指す。「企画展制作」を中心テーマとし,講義や実践研究をおこない,最終的に「公開成果報告会」を実施する。
【対象】美術館又は歴史系博物館に勤務する学芸員,自治体において文化に関わる職員,学芸員資格取得者,学芸員職を目指す大学院生
14,550
【応募・採択状況】
応募件数 31件
採択件数 23件
採択率 74.2%
合計 356,950千円
2019年度
大学における文化芸術推進事業
協力者会議委員一覧
(五十音順・敬称略)
うえまつ ゆうこ
植松 侑子 特定非営利活動法人Explat 理事長
かのう  たみお
加納 民夫 日本芸術文化振興会プログラムディレクター(音楽)
たかはぎ ひろし
高萩 宏 東京芸術劇場副館長
たかはし あやこ
高橋 綾子 名古屋芸術大学美術学部教授
ふりはた ちかこ
降旗 千賀子 目黒区美術館学芸係長
※ 委員が関係する事業の審査については,当該委員はその事業の審査に加わらない形で審査を実施した。
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